ここでは、“可変抵抗式方向幕巻取機修繕サービス”を、ご紹介致します。
皆様は、583系やキハ181の方向幕が上の様にずれて表示されている光景を、駅のホーム等で目にされた事はありませんか?
これは、巻取機上部に取り付けられているポテンショメータの内部が破損したり、基準の位置がずれていると生じる現象です。
その主な原因の一つとして、方向幕の交換を行う際にポテンショメータの接続部分を解除せず行ってしまう事例が挙げられます。
一度でもこれをしてしまうと、内部の巻線が千切れてしまう為、いざ指令機で動作させようとしても“今何番を表示しているのか”を検知する事が出来ず、動かなくなってしまうのです。
弊社では、これまで大勢の方向幕ファンから上記の様なご相談を受けて参りましたが、この手の巻取機に使用されている純正のポテンショメータは既に製造が中止されており、数少ない代替品もシャフトに固定する為の穴が開いておらず、全く使えないという現状でした。
しかし、そんなデリケートな性質を持つ巻取機であるが故に、同業他社では取扱い自体を拒否する所すら出て来ている中、メーカーとの度重なる打ち合わせを行い、この度ようやく当該巻取機に合った特別仕様のポテンショメータを量産出来る運びとなりました。
もし、お手持ちの巻取機が正常に動作せずお困りの方は、是非弊社までご一報下さい。
指令機を通してお好みの行先がピタリと表示された時の感動は、いつ見ても堪りません!!
【ここに注目】
【匠のこだわり】
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弊社では、修繕の際に以下の点を心掛けております。
“純正指令機による動作確認試験”
1コマ指令や飛ばし指令・ノンストップ指令等、様々なシチュエーションでチェックを行います。
“半田接合部強度検査”
経年劣化でも半田が千切れない様、強度検査を行っております。
“方向幕表示位置調整”
方向幕を取り付ける場合は、全てのコマで表示位置にずれが生じないかをチェック致します。 |
【修繕手数料】
¥30,000-(税込)
【ご依頼から修繕・お届けまでの流れ】
①まずは、お電話にてお問い合わせ下さい。
②次に、修繕依頼品を弊社までお送り頂きます。
②この際、取り付けを希望される方向幕を同梱して頂けれれば、無料にて取り付け・交換を致します。
③修繕期間は概ね2週間程度を要しますが、部品の在庫状況により2ヶ月程度お預かりする場合がございます。
④修繕が完了致しましたら、弊社より送料を含めたお支払い金額とお振込先をお知らせ致します。
④また、店頭でのお支払い・お引渡しも可能です。
【注意点】
ポテンショメータ以外の箇所が故障している場合は、その修繕の可否並びに修繕費のお見積りをさせて頂きます。
また、取り付けを希望される方向幕に著しい劣化が見受けられる場合は、修繕をお断りさせて頂く場合がございます。
悪しからず、ご了承下さい。